Webサイト上の実績を確認する方法
この「ぬるぺでぃあ」へ、どれだけのアクセス数があって、記事がどれだけ読まれているのかは、日々のレポートで欠かさずにチェックするようにしています。
このレポートは、Google Analyticsやサーチコンソールで分かる内容のうち、私が見たい指標を集約しています。
※経験が浅い方/初心者の方は、Google Analyticsの使い方「超初級編」を、ぜひご覧ください。
毎朝7:00にメールで配信される自動レポートによって、昨日までの成績を確認するのが私の日課です。
※こちらのレポートは、下記の記事にて無料配布中です!
レポートの内容は全てチェックするようにしていますが、特に気にするのは…
- アクティブユーザーの数(≒アクセスしてくれた人数)
- コンバージョン(自分が設定した目標に関わる項目)
- 昨日のページ別のPV数
- 「ぬるぺでぃあ」内の外部リンクへのアクセス数(OpenSea/Unlash/Baseショップなど)
この辺りの数値は、かなりシビアに確認するようにしています。私が更新している記事や発信内容が、見にきてくれた方へ、どのように響いているのか。この数値や推移から、見やすく・使いやすいサイトにするべく、仮説を立てて考えています。
Webサイト上の行動を可視化してみる(ヒートマップ)
日々の成績などは、先ほどのレポートで確認をしていますが、このサイトを作るにあたって懸念していることがありました。それは…
①見て欲しい外部リンクをバナーにして飾っているけど、詰め込みすぎではないか?
②先週のPV数ランキングや、カテゴリー毎に表示しているけど、縦に長すぎないか?
元々は「どーなつ図鑑」というNFTに特化したサイトでしたが、リニューアルするにあたって、この2つは常に懸念をしていました。
もしかしたら、この構成が理由で「見にくいサイトだな…」と感じていたり、「どこを見ればいいのか分からない」といったことを感じるユーザーもいるかもしれない…。そう考えるようになったのです。
そこで、ユーザーの目線や行動が視覚的に分かるツールを試してみることにしました。
ヒートマップツールの導入
ヒートマップとは?
ヒートマップとは、ユーザーの行動やデータの多い/少ないをわかりやすく色で表現したものです。
下記は、「ぬるぺでぃあ」のTOPページを、読まれているエリアをヒートマップ化したものです。
赤い部分ほどよく読まれており、逆に、青い部分ほど、あまり読まれていないことになります。この辺りの詳細なアルゴリズムは不明ですが、滞在時間やマウスオーバーの回数などを参照しているのでしょうか。Analyticsの情報と合わせることで、仮説を立てる材料としては十分に活用ができます。
User Heatを使ってみる
User Heatとは、無料で活用できるヒートマップツールです。
無料で使える機能やPV数に制限はありますが、まだまだこれからの個人で運営するブログであれば、このツールで十分です。
User Heatで可視化できるのはこの5つです。
- ページの熟読エリア
- マウスの動き
- クリックした場所
- ページ内のどこまで読まれたのか分かる終了エリア
- 離脱したエリア
User Heatの使い方
コチラのページへアクセスし、アカウントを作成します。
※アカウント作成には、メールアドレスと、サイトのURLが必要です。
アカウントを作成後は、解析するためのタグを発行します。「Wordpress」でサイトを作成されている方は、タグではなく、「プラグイン」を使って解析を行うことも可能です。
※アカウント作成後、タグを埋めこんでから、ヒートマップとして出力できるようになるまでに1日程度の時間がかかります。
「ぬるぺでぃあ」の結果を一部公開します
①熟読エリアのヒートマップ
②クリック箇所
③終了エリア
これらの結果から分かるのは…
・TOPページ上部の「新着情報」が、各記事への誘導をしっかり果たしている
・ユーザーの75%が、「BASE SHOP」までのバナーで閲覧を終了している
・TOPページのバナー乱立が、クリックの分散を生んでいるかも?
→ジャンプ先のページでの直帰に繋がっている可能性もある
このヒートマップの結果だけで具体的な対策を考えるには、材料が少ないかもしれませんが、視覚的に分析結果が分かるのは嬉しいです。早速「ここで得た仮説をもとに、対策を考えよう!」…となるわけです。
今回得た仮説をもとに、「ぬるぺでぃあ」では、使いやすいサイトへと変更を加えていく予定です。引き続き、ぜひお楽しみください。
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