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StandFM #030より「このNFT、見たことあります!ドーナツ部長の魅力について」

この記事は、ドーナツ部長のホールナイトニッポン「#030 「ドーナツ部長のここが好き」ファウンダーが思いっ切り、魅力を語ります!」の内容を、自動化ツールを組み合わせてテキスト化したものです。テキスト化に際して、一部言い回しのカットや、文末の変更を行っています。

イントロダクション

始まりました、「ホールナイトニッポン」。今日で、30回目の放送となりますね。今日は、ドーナツ部長のコレクションを、まさに手元のOpenSeaで見てますけども。コレクションを眺めながら、ファウンダーである私が思う、「ドーナツ部長の魅力」そして「コレクションの魅力」について、思いっきり自画自賛してみようと思っています。非常に独りよがりの回になるかと思いますが、早速本編の方へ参りましょう。

本編➀「部長コレクションについて

ドーナツ部長のコレクション「Wearable DONUTS」は…ですね、現時点で「277アイテム」が発行されています。「サウナちゃんver.」の部長とか、あとは「サウナ部長」は…と言いますと、いわゆる"ERC-1155"で発行されていますね。要は、1つのトークンで複数の所有者がいるパターンです。純粋なアイテム数で言えば、「378アイテム」もあるんですね。このコレクションが出来上がったのは、2021年の9月ということですので、もう少しで2年になる、そんな感じです。現時点での、取引ボリュームは「12.485ETH」、二次流通には誰もリストしていない…状態です。たしか…昨日まで、サウナ部長が、確か「50MATIC」でリストされていましたので、リスト期限が切れて、今は1次販売で購入できる部長がいくつかあるという感じですね。

1次販売で買える部長は、いくつあるんだろう…?…10作品ですね。10作品の部長が、現時点で購入できる状態ということです。実は、2021年の7月に、まだ「Wearable DONUTS」というコレクションができる前。部長を単体で売っていた時代があるんです。コレクションとか、そういう概念をあまり意識していなかった時の話ですね。この「ドーナツ部長の日常」というコンセプトで作品を作ろうと思って、「Wearable DONUTS」というコレクションが出来るわけです。ドーナツ部長って、0.06ETHの固定価格で、ずっと出してるんです。これは、明言もしているとおり、これ以上に販売価格を上げるつもりはないんです。コレクション完結まで、ずっと0.06ETHで販売をする予定です。

最初の頃はね、部長作品の販売価格も、0.005ETHとか、そんな感じだったと思いますね。超格安で、何なら1作品目に関して言うと MINTする時のガス代の方が、圧倒的に高かったと記憶しています。

本編➁「部長とは、『これでいいのだ』

そんな状態で始めたのが、「Wearable DONUTS」なんです。このコレクションが、どんなコレクションなのか説明していきますね。そもそも、ドーナツ部長というのはですね、ある朝目を覚ますと、体にすっぽりとドーナツがはまっていたという…そういう物語なんです。体にはまっているドーナツっていうのは、部長がもう本当に大好きな「シナモンシュガー」のねじねじドーナツなんですね。朝起きると、昨日に買ったはずのドーナツが、自分の体にすっぽりとはまっているということに気づく…そんな部長なんです。

当然これは、元ネタというかですね。オマージュを含んでいまして、ご存知の方もいると思うんですけど…フランツ・カフカの「変身」という物語で。グレーゴール・ザムザという青年がね、朝目を覚ますと、巨大な毒虫になっていたという、あの話です。カフカの変身は、 いわゆる、カフカの「不条理文学」の代表作と言ってもいいと思うんですけども。部長がユニークだなと思うのは、ドーナツがとにかく大好きなんですよね。自分が大好きなものが、体にまとわりついていて、離れなくなっている。これって、非常に不条理じゃないですか。でも、部長はですね…すぐさま、その現実を受け入れるわけです。なんなら「ちょっと、ラッキー!」ぐらいに思ってるかもしれないですね。

これって実は、私の感覚に非常に近いところがあって。私は、昔から「座右の銘は?」と聞かれた時に、この言葉を答えるようにしてるんです。それは、「これでいいのだ」という言葉なんですね。バカボンのパパのあの言葉ですね。「これでいいのだ」っていうのは、突き詰めて考えていくと、ありとあらゆる「自分が今直面している現実」を、ありのままに受け入れるということなんですね。全てを肯定し 受け入れる言葉なんです。現実をありのままに受け入れて、自分の中に飲み込んで、「これでいいのだ」と。どうでしょう?責任感の強い言葉に聞こえてきませんか?完全な自責の考え方ですよね。バカボンのパパ っていうのは、とても男前だと思うわけですね。めちゃめちゃ破天荒な生き方に見えるんですけれども、非常にこう男らしいというかね。ドーナツ部長も、朝起きて、自分の体にドーナツがはまっているのを見て、一瞬はうろたえたかもしれないですね。「なんで、こうなっているんだろうか…」とか。でもいつも通り、変わらずに会社に出社するわけです。だから、もしこれがね赤塚不二雄の世界だったら、「これでいいのだと」多分、言ってるでしょう。そういうキャラクターなんですね。

どこかこう、私の考え方に近しい部分が、なくはないというのが…部長なんですね。部長のコレクションというのは、部長が日々過ごしている1日を、1つのNFTとして発行しているんです。最初の作品というのが、ナンバー1番から始まるんですけど。これが、部長の住む世界の「1月2日」から始まってるんですね。1月2日から始まっているので、365日で完結すると、最終回というのがちょうど「1月1日」になるわけです。

本編➂「変態的なこだわり

部長が経験した1日を1つのNFTにしているので、「Discription」という、いわゆる「NFTの説明欄」にもこだわっています。部長が、その日に経験した出来事が、描かれているんですね。部長がこの日に、一体どういう出来事を経験したのか?部長の1日、そのものを所有していただく…というようなイメージですね。また、プロパティの「Trait」というところには、部長が身につけていたアイテムが書かれています。例えば、パーカーであれば「Hoodie」で、色がセットになって書かれていますよね。あとは、 部長が置かれてる環境が、「Environment」ということで書かれたりしています。

海外のプロジェクトを眺めているときに、この「Trait」が設定されているのを見て、面白いと思ったわけです。実はこれ、全て手動でセッティングをしてるんですね。まあ、この量の設定を手動で行い続けるわけですから、狂気ですよね(笑) また、購入した人だけが見える部分っていうのが、あるんですけど。そこには、部長が身につけている「服のブランド」と「サイズ」が書かれています。物によっては「Lサイズ」だったり、基本「XLサイズ」だったりするんですけど(笑)架空のブランドで、全て出来上がっているので。この辺りも、実は見ていただくと…「変態的なこだわり」っていうのを楽しんでいただけるのかな、と思いますね。

2021年の9月から、コツコツと続けているのもあって、ホルダー数がですね、現時点で「257人」もいらっしゃるということなんです。自分が作ったものを、257人の方が持ってるって、実は結構なことなんですよね。これが、本当に嬉しいんです。ホルダーさんの中には、既にNFTから離れてしまって、二次流通ですら発生しないような作品もあったりするんですけど。それは、それで良いと思うんです。なんか、その時には「いいな」と思って、部長をお迎えしてくれたわけなんで。もう、普通に嬉しいですよね。今も、持ち続けて頂いているということが、一つの価値を持っているような感じがして。「開かずの金庫」に入ってるような感じですよね。私は、嬉しいですね。

部長コレクションを見ていて思うのは、やっぱりね、お金の匂いがしないところがいいなと思っていて(笑)…というのも 、ホルダーさんはですね、持っているNFTのアートワークを、自由に商用利用することができるわけなんです。もし言って頂ければ、背景がないバージョンというのもお渡しできるので。本当に「自由に使ってください」というような形になっています。特に、「こういう使い方をされても困る」とか、制限も全く設けていないので(笑)

もう本当に、自由に使ってください、という感じなんですよね 。私は、フロアプライスですとか、取引ボリュームとか。まぁ、10ETHを超えたりとか、節目だけは気になるので、Tweetしたりもするんですけど。基本的には、やっぱり1点、1点お迎え頂けたタイミングっていうのが、一番嬉しいんです。さきほど、「257人のホルダーさんがいる」って言いましたけど、やっぱり今でもお迎えいただくと嬉しいんですよね。

本編➃「部長を続けられる理由

部長をお迎えいただいた方には、「レシートのNFT」という、ちょっと変わったNFTをお渡ししています。確定申告には使えない「領収書」みたいなものが、NFTとして発行されて届くわけです。あとは、1次流通でお迎えいただいた方限定になっちゃうんですけど、「X-Potion」っていうお薬のNFTが届きます。あとは、お迎え頂いた方には、部長のDiscordへのご案内もお送りしていますね。で…Twitter Blueを契約して、長文Tweetができるようになってからは、かなり長々とした「お迎えいただきありがとうございます!」Tweetを、必ずお送りしていますね。というのも、繰り返しになりますが、嬉しいからなんです。いや、本当に嬉しいんですよ。この約2年、活動を続けていられるのも、こういう嬉しさが原動力になっているからなんです。本当に、NFTをやっててよかったなと思いますね。

クリエイティブの大変さや、継続することの重要性っていうのを意識はしていますが、「なぜ続くのか?」っていうと、やっぱり嬉しいからなんですよね。部長をアイコンに使っていただいたりとか、部長を使って何かグッズを作ってくれたりとか、部長に関するTweetをした時に、部長という共通言語で絡んで貰ったりとか。もう、全てが嬉しいわけです。今も続けていられるのは、皆さんにお迎えいただいたりとか、もしくは見守ってくれる、応援してくれるっていう事が嬉しいからなんですよね。

エンディング

さきほど、部長の魅力の1つとして、「お金の匂いがしないところが好きだ」っていう風に言いましたけど(笑)部長を独り占めする気は、実は全くなくて。むしろ、どんどん使っていただきたいなと思うわけです。私は、個人でたった一人で、ずっと戦ってきたわけなんですけど。部長には、色んな方々の応援があったと思います。部長というのは、たくさんの方に支えられながら、クリエイター同士、PJのファウンダー同士、あとはコレクターといった方との繋がりの中で、成長してきたコレクションなんです。本日の配信は、以上となります。最後まで、ご清聴ありがとうございました。では、また。

ぬるぺでぃあ

A. Miura

通称「みうらドーナツ」。本業はRPA/DX系のSEであり、ねじねじドーナツ部長の作者でもある。大好きなドーナツにハマってしまい、ドーナツとの共同生活を送っている「部長」さんの日常をNFT化する日々を送る。

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