NFTを深く知る

「想造戦機メタゼット」をのぞいてみよう!

想造戦機メタゼット とは?

「想造戦機メタゼット」とは、言わずと知れた"ベーコンの鬼才" BACONSさんが手がけるジェネラティブコレクションです。昔懐かしいロボットアニメに出てきそうなキャラクターがとても印象的です。

「リビールがない」「フィジカルなコミュニティを形成」などの特徴的なワードが多く、一体どんなコレクションなのか…気になっていました。

昭和のロボットアニメに出てきそうな…熱い表情のキャラクターが魅力的ですね。

色々と情報を追ってみたのですが、私には「このキャラクターでなければならない理由」が分かったような気がします。ここでは、Discord内の情報や公式Twitterから読み解いたコレクションの全容をまとめていきます。

想造戦機メタゼット の運営について

ファウンダー 兼 アーティスト:BACONSさん @The_BACONS_NFT

言わずと知れた、ベーコンの鬼才。メインコレクション「BACONS」は、各国をイメージしたBACONSで世界征服を目指すコレクションであり、ベーコンを投げ合う「ベーコン祭り」というNFT界隈に広く伝承される恒例行事を shinopiさん @shinoononchan とともに生み出しました。

【BACONSさんのコレクションはコチラ】
The BACONS:OpenSea

ベーコンを投げるとは?

2021年秋のこと。ベーコンのNFTを他の人に送り、送られた人はベーコンを使った創作イラストを描く(強制ではなく、自由)というムーブが発生しました。スペースに参加した人へ、ベーコンを配布したり、Giveawayでベーコンを配ったり…と、ベーコンが飛び交うことで、さまざまなベーコン作品が誕生しました(この一連の流れを「ベーコンを投げる」と言います)。

私も一度、ベーコンを投げるイベントに参加したことがありましたね。

想造戦機メタゼット の特徴について

最大の特徴は「メタゼットはリビール無し」であること。ジェネラティブコレクションのほとんどは、MINT時には全て同じ見た目(非公開用のイメージ)ですが、リビールの日を迎えると絵柄がオープンになる…という仕様で作られています。私もジェネラティブコレクションをいくつか購入したことがあるのですが、リビールの日が待ち遠しくもあり、少しドキドキする気持ちもあり…となかなかに複雑です。

というのも、多くのジェネラティブコレクションは、リビールの日を迎えるとフロア価格が下がる傾向にあり、現状では「リビール」=「もちろんワクワクするが、フロア価格が心配」というイメージが定着しつつあるからです。(…これを真っ向から覆したNeo Tokyo Punksは、本当に偉大です)

MINTした直後に、自分のウォレットにはどんな形で表示されるのか、詳しいことはまだ明らかになっていませんが、例えばMINT直後に絵柄が分かるなど「リビール」という概念が存在しないのでは…と勝手に想像しています。

想造戦機メタゼット のロードマップ

  • 20% 自宅のネット環境を整える
  • 40% メタゼットゲームの作成開始
  • 60% 東京にホルダー限定のコワーキングスペース(秘密基地)を設置
  • 100% 東京の秘密基地を中心にメンバーと共に面白いプロジェクトを発足する

メタゼットは、ロードマップに記載の「メタゼットゲーム」「秘密基地」へのアクセスパスとして機能するNFTでもあります。

メタゼットNFTの役割は?

・メタゼットゲームを遊ぶことができる参加パス
・秘密基地(コワーキングスペース)への入場パス

ここでは「メタゼットゲーム」について、もう少し深く見ていきたいと思います。

メタゼットゲーム

・参加者は、256×256 Pixelのキャンバスに、1分間に1度だけ、1ドットを打ち込む

・1人で作品を作り上げるのではない、分散型の作品制作

・キャンバスは、24時間でリセットされる。(24時間で1つの作品が誕生する)

・完成した作品は「参加券付きのNFT作品」としてオークションへ出品

・オークションの売上は運営のトレジャリーへ入り、共有財産とする

完成した作品は、強制的にMINTされる仕組みとのことです。制作過程において「著作権を侵害するような作品」が描かれる可能性があることを、運営は懸念しています。しかし、分散型で成立する作品であるからこそ、それを止めるのも運営ではなく、ゲームの参加者が上書きをすることで食い止めるしかない!…というのが、このコレクションの面白いところ。このような攻防は、まさに悪と正義の二項対立であり、両者の戦いをモニタリングすることが、メタゼットゲームの意義でもあるのです。

想造戦機メタゼット の目的は「フィジカルでの交流」

リビールが存在しない理由として、メタゼット公式アカウントは「目的はそこではありません」とTweetしています。これについて、もう少しじっくり見ていきたいと思います。(ここから先の内容は、私個人の解釈を多分に含みます)

ポイント

メタゼットが大切にしているのは、「フィジカルでの交流」です。現在主流となっているDiscordコミュニティから脱却し、フィジカルなDAOコミュニティを形成する、というのがメタゼットの目的です。

クリエイター/アーティストが実際に交流したときに生まれる熱量が、まさに想像力と創造力の源であり、フィジカルな出会いによって生まれる熱量の交流によって次の新たな面白い活動が生まれていく…そんなことをやろうとしているコレクションが「想造戦機メタゼット」です。

この考え方は、ある一つの思想がベースとなっています。つまり、「クリエイターの根幹にあるのは、面白い事を考える想像力であり、想像を現実へと昇華させるのは、その熱量に他ならない」というものです。それも、たった一人の熱量ではなくて、同じような考えを持った数人が互いの熱量をぶつけ合うことで、きっととてつもなく面白いことが生まれるはず、そんな熱いものすら感じてしまいます。

このプロジェクトの第一の目的は、「熱量を持った仲間をフィジカルの場に集合させる」こと。事実、ロードマップに記載されているゴールには、こんなことが書かれています。

「東京の秘密基地を中心にメンバーと共に面白いプロジェクトを発足する」

つまり…このプロジェクトが完成するとき、何かが始まるということ。もうすでに、なんだか面白そうな感じがします。キャクターデザインが、昔のロボットアニメに登場するキャラクターを彷彿とさせるのも、「少年時代、頭の中で繰り広げたさまざまな想像を、今もう一度思い出してほしい」という、BACONSさんの想いを具現化しているのだと思います。

「想像力によって、創造の場で戦おう」BACONSさんのこの呼びかけに応える、"勇気あるパイロット"がどれだけいるのか、楽しみでなりません。

手に入れる方法は?

気になる入手方法ですが…下記の情報が公開されています。

MINT情報

・数量:3,333体(うち運営保有分 150体)
・価格:(プレセール)0.015ETH/(パブリックセール)0.02ETH
・プレセール:2022/9/4 20:00〜22:00
・パブリックセール:2022/9/4 22:00〜

コレクション規模は、レベル1〜レベル3までの3つのレベルによって分けられており、Discordへの参加人数によりレベルアップが実行される仕組みです。

つまり、このプロジェクトへJOINする人が増えれば増えるほど、入手しやすい…という設計になっていて、現在のNFTではクローズドで少数精鋭なプロジェクトほど「参加費用は高額になる」傾向にあるので、このプロジェクトもそのような設計になっていると言えます。

確実に手に入れるには、ホワイトリスト(WL)を入手するのが近道です。WLの入手方法を、下記にまとめます。

WLの入手方法

① BACONSさんのメインコレクションを保有すること
…1枚保有につき、メタゼット作品1点がエアドロップされます

②socoさん @soco_art が運営するジェネラティブコレクション「Watcher」を5枚以上保有すること
…「Watcher」はコチラを参照

③パートナープロジェクトやインフルエンサーによるGiveaway企画

私は…というと、socoさんの「Watcher」を保有していますので、追加でいくつかお迎えしてWLを手に入れるのが最短ルートのような気がしています。

引き続き、公式アカウント(@metazed_nft)からの情報発信を追っていきます。

想造戦機メタゼット を描いてみた(ファンアート)

メタゼットの世界へ、若かりし頃のドーナツ部長を転生してみました。

ぬるぺでぃあ

A. Miura

通称「みうらドーナツ」。本業はRPA/DX系のSEであり、ねじねじドーナツ部長の作者でもある。大好きなドーナツにハマってしまい、ドーナツとの共同生活を送っている「部長」さんの日常をNFT化する日々を送る。

「ぬるぺでぃあ」の更新通知を受け取ろう!

下記「購読」ボタンより、このブログの更新情報を受け取ることができます。(※「購読」と書かれていますが、無料で利用可能です。また購読には、メールアドレスの入力が必要ですが、入力いただいたメールアドレスは、更新情報の通知の目的以外には使用しません)

-NFTを深く知る
-, ,