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StandFM #011 より「ドーナツの穴とNFTの相性が良い、そのワケとは?」

この記事は、ドーナツ部長のホールナイトニッポン「#011 無価値と無駄にスポットを当てる…なぜドーナツなのか?」の内容を、自動化ツールを組み合わせてテキスト化したものです。テキスト化に際して、一部言い回しのカットや、文末の変更と要約を行っています。

イントロダクション

ドーナツ部長のホールナイトニッポン、11回目の配信となります。今日はですね、ドーナツ部長のコレクション「Wearable DONUTS」(ウェアラブル・ドーナツ)の取引ボリュームが「12ETH」を超えた記念として、「ドーナツ部長」の根底にある考えをお伝えしたいと思います。

※ドーナツ部長のコレクション「Wearable DONUTS」はコチラです

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本編➀「最初の5作品は、無料のプレゼント企画からスタート」

冒頭に申し上げた通り、ドーナツ部長のコレクション「Wearable DONUTS」の取引ボリュームが「12ETH」を超えました!記録としてね、ここに残しておきたいと思います。皆様、本当に…ありがとうございます!このコレクションを始めたのが、2021年9月のこと。「ドーナツ部長」自体は、それよりも早く生まれているんですが、部長がドーナツと一緒に暮らす日々の生活「365日」を、NFTとして発行しようと決めたのは、2021年9月なんですね。

それ以来、コツコツと作品数を積み重ねて、先日に197作品目をリリースいたしました。ここにきて、半分以上が発行できた…という状況になります。知ってる方も多いと思うんですけど、最初はね‥全く売れなかったんです。

2021年9月、あの頃の「ドーナツ部長」は最初5作品をGiveaway(プレゼント)でお渡ししているんです。それ以降は、確か0.005ETHで新作を出していったと記憶しています。まぁ最初は、なかなか売れなくて。 当時は、今ほどNFT界隈にインフルエンサーの方が多かったわけではなく、いろんなクリエイターさんと、当時はまだ珍しかったNFTコレクターさんに助けていただきましたね。

「ドーナツ部長」に対して、初めてコラボの打診をいただいた「ヘッド博士」はもちろん、その後もいろんな企画を立ち上げてくださった方には、今でも本当に感謝しています。

本編➁「どうやら…部長の行く先を提示する必要がありそうだ」

このまま15ETH、20ETHと、皆さんに愛されるようなコレクションを、作っていきたいと考えています。「ドーナツ部長」のコレクションを、ジェネラティブコレクションへ拡張して、どんどんスケーリングしていきたいと思う、今日この頃なんですけれども。一つ、私が運営している「部長のDiscord」の中で、非常にいいアドバイスをいただきましたので、ちょっと共有したいなと思います。

※部長のDiscordはコチラからご覧ください

「ドーナツ部長」のDiscordでは、参加者の方から、個別の問い合わせに対応ができるように「チケット」というものを導入しています。ある海外の参加者の方からですね、「非常にユニークなプロジェクトではあると思うんだけれども、このプロジェクトが一体どういうところから始まって、どんな未来を描いているのか、分かるものがあるといいよ」というアドバイスを頂きました。私の過去のツイートをさかのぼったり、ブログの記事を読んだりすれば、理解できると思って過ごしてきたんですけれども…。断片的なんですよね。この海外の方が言うように、「ドーナツ部長」を網羅的に把握するのは、まあ困難だろうな…ということを改めて実感いたしました。

本編➂「ドーナツの穴は持ち帰れないのは、不公平じゃない?」

私が作り上げた「ドーナツ部長」の根本にあるのは、無価値であったり、無駄とされているものに対して、もう一度スポットライトを当ててみようという考えであり、思想なんです。 実は「無駄」や「無価値」であるものの方が、大事だったりするんじゃないの?っていうことですね。

その考え方っていうのは、特に珍しいものではなくて。国内でも、有名なプロジェクトがそういう考えを、非常に大事にしながら運営していたりします。こうした考え方っていうのは、それ自体が非常に面白くて、私も大好きなんですけど。では、なぜ私が「ドーナツ」を使って表現しているのか?…この一連の思考のプロセスについて、もう一度整理をしておきたいと思います。

「ドーナツ」について、私が思うことっていうのは…まずは、私の名前の通り、非常に大好きだということ。あの「M」から始まるドーナツ屋さんには、月に1回くらいの割合で行きます。私は「持ち帰り」よりも、「イートイン」で食べる方が多いんです。だいたい…どうでしょうドーナツを2つぐらい買って、あとはコーヒーだったり紅茶だったりを一緒にたのんで、食べて帰るっていうのが私の「至福の時間」なわけです。

そこで、ドーナツを選ぶときを考えてみてください。やっぱり、「穴の形」って結構大事じゃないですか。砂糖がきれいに穴の周りにかかっているか?とか、色々な選び方があると思うんです。ドーナツの形っていうのは、極端なことを言うと、「ドーナツの穴の形」でもあると、私は思ってるんです。穴がひしゃげてしまうと、やっぱりドーナツの形自体も、ちょっと歪んだりしますよね。

つまり、ドーナツを買うときや選ぶときに、「穴の形」ってスゴく重要な要素なんです。せっかく、そうまでして選んだ穴も、イートインで食べ終わる頃には、消えてなくなってしまうわけですよね。消えてなくなっているのか、お皿の上に残った状態なのか…っていうのは、非常にセンシティブで賛否が分かれると思うんですけど。基本的には、そう…「ドーナツの穴」って持ち帰ることができないんですよね。「ドーナツの穴」自体は、お店に残ったまま。私は、その場を立ち去ることになるわけです。

これに対して、私は不公平感というものを感じています。そうまでして選んだ「ドーナツの穴」も、お店を出るときは一緒に出ることができないわけです。 これって…非常に不公平じゃないですか?と、私は思うわけですね。「ドーナツ」を選んだ理由っていうのは、まさにそこにあって。「ドーナツの穴」を持ち帰ることができないのは、持ち帰れないからであって。「ドーナツの穴」の特徴は、穴単独だけでは存在ができない…そして、実体がつかめないということなんです。そんなことを考えたときに、実体がないものを表現できて、リアルな世界でモノとして価値がないようなものが、価値がついているケースって何かなかったかな…と。

そう考えたとき、当時で言えば「NFT」だったわけですね。

本編➃「NFTとドーナツの穴の関連性」

これらのことから、NFTとドーナツの穴というのは、非常に相性がいいと言えるんです。この考え方っていうのは、非常に遠回りで、かつ難しい…というよりも、なかなか理解されないかもしれない、と思うんです。ちなみに、最近流行りの「ChatGPT」に、この不公平感について聞いてみると…「ジョークとか言葉遊びですよね?」という回答が返ってきました。ということは、この不公平感を解決できるのは、今のところ「人間だけ」ということになります。私がこれをやる意味、というのはあるんじゃないかな…と思うんです。

以上がですね、私が「ドーナツ部長」をNFTというフィールドで、作り上げた理由。そして、ベースにある無価値だったり無駄なものこそ価値を認められるべきという、思想を取り上げてみました。本日の話は以上となります。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。本日は、ご清聴ありがとうございました。では、また。

ぬるぺでぃあ

A. Miura

通称「みうらドーナツ」。本業はRPA/DX系のSEであり、ねじねじドーナツ部長の作者でもある。大好きなドーナツにハマってしまい、ドーナツとの共同生活を送っている「部長」さんの日常をNFT化する日々を送る。

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