NFTの使い方

フィジカルイベントの運営費用をNFTで集める方法

NFC(Non Fungible Chronicle)について

NFT界隈では、現在フィジカルイベントの開催が盛況となっています。額装やポスターでの作品展示や、コミュニティが主催するパーティイベントなど、東京や大阪を中心に毎月数回は、どこかで開催されている。そんな感じがするくらい、フィジカルイベントが多く開催されています。そう、「東京や大阪」では…。

正直、東京や大阪に住んでいれば…と思ったことが何度もありましたね(笑)

そんな中、この8月に「名古屋」で開催されるNFTのフィジカルイベントがあるのはご存じでしょうか?

それは…MediaDAOが主催するイベント「Non Fungible Chronicle」(以降、「NFC」と略します)です。

私の地元・名古屋で開催される大型NFTイベントということで、ずっと注目してきました。どれくらい注目していたのか…ぜひコレをみてください。

公開初期の参加アーティスト一覧(リアル会場編)

イベント開催アナウンスの初期に公開された「参加アーティスト一覧」です。この時の掲載順は…私の記憶が確かであれば「エントリー順」でした。実際、申し込み開始直後にエントリーをしているので、申し込みは最速だったと思います。つまり、前々からずっと参加を楽しみにしていたイベントだったというのが、分かって頂けると思います。

このイベントのユニークな点は「長期で開催されるイベントであること」そして、「運営費用の資金調達をNFTによって行うこと」にあります。この記事では、イベントの概要とNFTの特徴についてお伝えさせて頂きます。

名古屋のNFTイベント「NFC」について

主催するのは「MediaDAO」、1ヶ月の間「毎週金土日の期間」で、名古屋の会場を借りて行われるイベントが「NFC」です。メタバース展示とフィジカル展示、さらに会場ではアーティストとの交流会やモザイクアートに使われる作品制作体験などもできるそうです。

イベントの概要

・2022年8月5日(金)〜 8月28日(日)※開催は、金土日のみ

・入場料:大人/¥1,000円、子ども/¥500

詳しくはコチラをご覧ください(イベント詳細ページ

イベント運営費用をどうやって集めるか?

今回のフィジカルイベントは、これまでに各地で開催されたイベントとは異なり、企業主催ではありません。「MediaDAO」という、DAOが主催するイベントです。

これだけの大掛かりなイベントともなると、運営費用も相当なボリュームが予想されますね。

フィジカルイベントを開催したいと思うファウンダー/クリエイターさんにとって、ネックになるのが「開催費用をどう捻出するのか」ということ。 ファンコミュニティによってコレクションを運営したいと考えているクリエイターは、多くの方が「できるものなら、開催したい!」と考えているのではないでしょうか。

もちろん、私もその一人です。例えば…私が「ねじねじドーナツをみんなで食べる会」をどこかの会場を貸し切って開催する場合を考えてみましょう。

参加者の皆さんから「参加費用」を徴収するのかしないのか…は、さておき。「会場利用費」「机や電源などの備品費」「ねじねじドーナツ代」など、小規模での開催と仮定しても、運営者負担の費用は数十万円〜百数十万円規模となります。

しかし、どうせ開催するのなら「ホルダーさんの参加費用は無料、かつ参加することで得られるメリット(特典)も…」と、会場で実施したい企画や配布したい特典など、必要なモノはまだまだありそうです。

そうなると、さらに費用はかかりますね…。どうやって調達しましょう?

そこで考えられるのが、フィジカルイベント開催を目的としたコレクションを立ち上げて、資金調達を行うことです。こういった目的でNFTを発行することは、これまでも度々提唱されてきましたが、長期で開催されるリアルイベントが資金調達のためにNFTを発行する…という実例は、これが初めてではないでしょうか(他に先例があったら、すみません)。

NFCでは、運営費用を調達するために、NFTコレクション「MediaDAO Friends Nagoya」を立ち上げました。

MediaDAO Friends Nagoyaについて

続いて、MediaDAO Friends Nagoya( 以下、「#MDFN」と略します )について、詳しくみていきましょう。

#MDFNの特徴

・PFPとしても使えるNFT

・購入者には、イベント参加チケットがエアドロされる

・有名クリエイター/インフルエンサーとのコラボ

・このNFT発行により資金調達だけでなく、高い熱量のファンを獲得できる

詳しくはコチラをご覧ください(NFTに関するオフィシャルページ

資金調達と一緒に、高い熱量のファンを巻き込むことができる…というのはスゴいアイデアですね!

「#MDFN」の売上は、来場者・参加者、出品アーティストや、イベント設計のための運営資金に使われるとのこと。このNFTをモデルケースとして、フィジカルイベントを設計するファンコミュニティが、続々と誕生しそうな予感がしますね。

リビール前の「#MDFN」はメダル仕様

そして「#MDFN」には、購入したあともワクワクできる「リビール」が存在します!リビール前は、豪華な3Dアート仕様のメダルですが、リビール後には名古屋をモチーフとしたキャラクターへと変化するのです。NFCオリジナルのキャラクターに、下記に挙げる11種類の「コラボNFT」の要素が入った作品に変化するそうなので…もうワクワクが止まりません!

「#MDFN」がコラボしている11個の超豪華プロジェクト

このNFTに関して、現時点で公開されている情報を下記へまとめます。

MINT情報

・数量:1,111体
・価格:0.03ETH(プレ)/ 0.04ETH(ウエイト or パブリック)
※プレ/ウエイトは、1ウォレットアドレスにつき最大2MINTまで

・販売チェーン:ETHチェーン

・販売開始日

【プレ販売】7月28日 10:00(JST)
【ウエイト】7月29日 10:00(JST)
【一般販売】7月29日 22:00(JST)

・リビール:8月1日 正午ごろ

・入場チケットの配布スケジュール:8月1日〜8月3日
※7月31日 23:59時点のスナップショットで決定します。

プレセールに参加するためのWL(ホワイトリスト)の配布は既に終了しているため、「ウエイトリストを獲得するか」「一般販売/二次流通を待つか」の選択しかありません。気になる方は、ぜひ公式のアナウンス(Twitter @EventMediaDAO1)をご確認ください。

ぬるぺでぃあ

A. Miura

通称「みうらドーナツ」。本業はRPA/DX系のSEであり、ねじねじドーナツ部長の作者でもある。大好きなドーナツにハマってしまい、ドーナツとの共同生活を送っている「部長」さんの日常をNFT化する日々を送る。

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