この記事の内容は、2022/6/28 渋谷TRUNK(HOTEL)にて開催された「NFT ART TOKYO」へ行き、私自身が感じたことをまとめています。
NFT ART TOKYO とは?
イベント概要
・TRUNK(HOTEL)※東京都渋谷区/場所はコチラ
・2022/6/28 19:00〜開場
・参加費は無料、NFTクリエイター/コレクター/ファウンダーのイベント
・作品展示、DJ、ライブペインティングなどフィジカルな体験もあり
※ライブペインティングは、おにぎりまんさん @onigiriman1998 が担当
・ADMEN DAO/パウチの会/GASHO2.0 などのビッグコミュニティがサポート
Twitterのタイムラインでも早々に現地入りを表明するクリエイターさん、コレクターさんが大勢いて、国内最大級のNFTイベントとなることは誰もが予想していたことでしょう。会場のキャパシティが300人なのに対して、「現地へ行っても、中に入れないんじゃないか…」という懸念もあったほどです。
村上隆さんが当日会場に現れるかも?……と、しきりに噂されていましたね
大変な混雑が予想されましたので、会場付近の様子を見て歩いたり、他のクリエイターさんとの待ち合わせ場所を探したりと、念入りに下見を行いました。
主催者およびサポートコミュニティ
公式HP(コチラ)で公開されたコミュニティメンバーの豪華な顔ぶれをぜひご覧ください。有志のメンバー同士で呼びかけ合って、これだけのメンバーが集まるわけですから、「ヤバいイベント」だということが分かると思います。
主催の「Stoned Pixel Human」をはじめ、パウチの会でおなじみのメンバーや、誰しもがお世話になっているNFT情報コレクターのmiinさんなどがサポート役として脇を固めています。
実際の会場の様子
開場予定時刻 19:00の10分ほど前には、TRUNK(HOTEL)へ到着したのですが、既に多くの人だかりができいていました。開場を迎えると、室内のスペース、屋外のテラス席は超満員。すれ違うのもやっとの思い、それくらいに人で溢れていました。
【屋内】とにかく熱かったメイン会場
・入口付近:「GASHO 2.0」有名作品をしたギャラリー
・BARカウンター:ドリンクを購入可能(お酒・ソフトドリンク)
・DJブース、ソファテーブル、一人がけのイスなどが設置
【屋外】ゆっくりとお話したい人向けのテラス席
屋内に比べてゆったりと会話ができるテラス席が、名刺交換など交流メインの場でした
NFTにおけるフィジカルイベントの盛り上がり
今回のイベントには、会場のキャパシティ300名想定に対して、2,000人超の方が来場されたとのこと。平日の夜のイベントに、これだけの人数が集まるのですから、文字通り「熱狂」と言える盛り上がりでした。
おはようございます😊
— Pisuke 🧬🦇 (@Pisuke_nft) June 29, 2022
NFT ART TOKYOはイベントアナウンス3週間前で、平日ということもあり300名来場されると嬉しいと思ってました!
まさか2,000オーバーとは💦
お忙しい中来場頂いた皆様!最高の NFTイベントになりました!ありがとうございます🙏運営メンバーの皆にも感謝です! pic.twitter.com/e9sgQck93b
NFT ART TOKYOの特殊性
これまでも、フィジカルなNFTイベントは多く開催されてきましたが、今回の「NFT ART TOKYO」はかなり特殊でした。
今回のイベントの特殊ポイント
・クリエイター/コレクター/コミュニティ/企業/メディアと幅広い属性が集結した。
・インフルエンサーや有名人によるトークセッションがない。
・作品展示は10点ほど。CloneX/BAYC/doodles/Goblinなどの有名作品のみ。
・主催はコミュニティ(有志のメンバー)、企業が主体のイベントではない。
・日中の開催ではなく、夜19:00からのスタート。
一般的な展示会の場合、クリエイター同士の交流が、会場内で繰り広げられる立ち話の中心となります。今回の場合では、クリエイターやコレクターだけでなく、コミュニティのメンバーや企業・メディアといった多様な属性の方が参加していたので、思わぬ話を聞くことができた方も多かったのではないでしょうか。
作品展示では、有名作品のみの10点ほどを「GASHO 2.0」による、ハイクオリティなリアルプリントで見せていました。展示スペースというよりも、「あの作品をこんなにも間近で!」と写真撮影のための場所となっていました。つまり、「展示がメインのイベントではない」ということです。
また、これだけの集客にも関わらず、トークセッションなどの登壇イベントは、一切ありません。「集まった方同士でワイワイ話をしてください」という、まさに交流のための場であったことも、このイベントの独自性の一つです。
私は2時間ほどを会場内で過ごしましたが、「どう楽しむのかは、参加者の自由」そんな感じのするイベントでした。NFTという共通の関心を持った人間同士が盛り上がるのに、運営者が用意する特別なメニューは必要ないのかもしれませんね。
フィジカルイベントへ参加のススメ
今回、イベントに参加してたくさんのクリエイターさんとお話しをすることができました。NFTを始めた初期の頃からフォロー頂き、常に有益な情報を提供してくれるmiinさん、いつもTwitterでリプを含む応援をしてくれるクリエイター仲間の方々、ONIコンメディアでお世話になっているONIちゃんなど、本当にたくさんの方にお会いすることができました。
声しか聞いたことのない方、声すらも聞いたことのない方など、実際にお会いしてみると、不思議と親近感が湧きました。 人見知りの部類に入る私が、そう感じるのですから、きっと多くの方がそう感じることでしょう。
当たり前の話ではありますが…作品や情報発信を通して交流のある方と、フィジカルの場で出会った場合、人は安心するものなんですね。素性を明かすことができない場合は仕方ありませんが、全てのクリエイターはフィジカルの場へ行くべきだと、強く思いました。
【人見知りの方向け】フィジカルでの立ち回り方
フィジカルイベントへ行きたい気持ちはあるのですが、人見知りはどうすれば…?
これまた、人見知りの部類に入る私が考える、立ち回り方をいくつか紹介します。勇気を出して会場に行った後は、以下のことを心がけてください。
・1人でいないように心がけましょう
1人でいるよりも、数人でいる方が誰かが近づいてくる確率が上がります。行動を共にしている人が、今まさにお話をしているその人。その人こそが、自分の会いたかった人だった!というパターンに、私は何度も出くわしました。
・自分が何者なのか、一目で分かるアイテムを用意しましょう
クリエイターさんの作品や名前は知っていても、「顔は分からない」というパターンがほとんどだと思います。そんな時に役立つのが、一目でその人と分かるアイテムです。例えば…作品をバックプリントしたTシャツ、展示会やイベントで着るお決まりの服装(ユニフォーム)、帽子やぬいぐるみなどのアイテムなど。「あの人、〇〇さんじゃないかな…」と分かるだけで、人は一気に話かけやすくなるものです。
・自分から話しかけられる理由を用意しておきましょう
自分から話しかけにくい…という方は、まずは名刺を必ず用意しましょう。「名刺交換」というのは、自分から話かけるために最適なイベントです。
・事前に聞きたいこと、話したいことは想像しておきましょう
せっかく、会いたかったクリエイターさん/コレクターさんに話しかけても、名刺交換だけで終わってしまっては…もったいないですね。名刺交換だけで終わってしまいがちな方は、事前に聞いてみたいこと/話してみたいことを想像しておくと、きっと有意義な時間になるはずです。
これを書いている2022/6/30時点では、7月・8月と大型のNFTフィジカルイベントがいくつか予定されています。予定の合う方は、ぜひ一度イベントへ足を運んでみてください。
そして、ドーナツ部長のシャツを着ている私を見かけたら、ぜひお気軽にお声かけください。喜んでお話をさせていただきます。
追記:NFTが届きました!
会場内に併設されていたギャラリー内には、来場者向けのNFT配布ブースがありました。QRコードを読み込むと、申請フォームへ飛ぶことができ、ウォレットアドレスを登録する…というものです。想定以上の申し込みがあったということで、配布に時間を要することがアナウンスされていましたが、2022/7/9にウォレット内に入っているのを確認しました。
NFTの名前は「NFT ART TOKYO OG PASS」とあり、発行数量は777点。「OGパスとして、保有していると特典を受けられる」とあります。運営の方がとても強いコミュニティの方なので、どんな特典があるのか…思わず期待をしてしまいますが、こんなカッコイイOGパスを頂けるだけで正直満足です。
次回の「NFT ART TOKYO」開催も楽しみにしています!